有馬記念、まさか『ディープインパクトが“敗れる”』なんて、夢にも思わなかった…(TT)

 さて、今日もやっぱり寝坊してしまったけど、それでも2度寝しちゃったり、ノンビリと仕度してたウチですが、仕度しながらずっと「今日は、中山競馬場まで何で行こうかなぁ?」って考えていたんですね。 「車で行ったら、駐車場の料金が2000円掛かっちゃうし… バスと電車で乗り継いで行ったら、船橋法典駅が大混雑してて、なかなか駅から出られず、そこから脱出して地下道に行けても、入場規制して入れなかったら嫌だし… そもそも、『1度帰宅して、また再入場しようと考えてる(入場券を何枚も持っていたから。)』のに、車で行くのも、バス&電車で行くのも、どっちも面倒になっちゃうもんなぁ…」って、考えこんでいたんすよ。 で、結局「やっぱ、家から競馬場までチャリで行くのが、金が一切掛からないし、混雑や渋滞に巻き込まれないし、1度帰宅するのも楽だし、チャリで行こう!!」と決断し、9時前にチャリで我が家を出発しました。
 
 競馬場に到着すると、まだ“レーシング・プログラム(レープロ)”がタップリと残っている。 1冊取って中身を見てみると、やっぱり“ミニポスター(日本ダービーや、菊花賞の時の『ディープインパクトのポスター』ではなく、『今年のGⅠの勝ち馬が載ったポスター[それでも、やっぱディープだけ大きめに載っている!!]』だった。)”が付いていたので、とりあえず10冊ぐらい頂戴していく。
 建物内に入り、地下の“ターフィーショップ(グッズ売り場)”に行くと、予想通りの大混雑で『入場規制』してるし。 店の外には『ディープインパクト・グッズ売り場』も、臨時に出来てるし。 正門の所や、中央門近くのセンタープラザにも、『ディープインパクト・グッズ売り場』が出来てて、どこも大混雑してるし… まぁ、ウチはここでは買う物が無かったので、ベンシャミンプラザの『“パドカ”販売ブース』にて、“クリスマススペシャル オッズカード”のみ購入して、家族に頼まれていた馬券と、ウチが買う『ディープインパクト単勝記念馬券”』を購入し、ファーストフードプラザでいつもの“福三の焼きそば&ポテトフライ”&“鳥千のフライドチキン”を、朝食とする。 朝食を食べ終わって、そのまま一時帰宅する。
 12時過ぎに我が家をチャリで再出発し、再び中山競馬場へ。 とりあえずスタンドの外に出て、なるべく『肉眼で芝コースが少し見れて、ターフビジョンがチャンと観れる所』を何とか探して、あとはずっとその場で待機。 有馬記念出走場のパドックでの姿も、もちろんパドックには行けないので、ターフビジョンで観る。ウチは、パドックにいるディープが映る度に盛り上がり、出走場の本場場入場で盛り上がり、出走前のファンファーレで手拍子叩いて盛り上がり、盛り上がりっぱなしで有馬記念の出走を迎える。 もちろん、この時はまだ“約2分30秒後の悪夢”が起こる事なんか、これっぽっちも一切全く思ってもなく…
 
 レースは、ハーツクライがいきなり3番手にいるのにどよめき(鞍乗クリストフ・ルメールのこの好判断が、まさかの信じられない事態を引き起こすとは…)、2週目の3コーナーからディープが上がっていくのに大盛り上がりで、そこからは…
 最後の直線の最初は、『先頭集団めがけて、ディープが追い出して迫ってる時』は大盛り上がりだったけど… 直線の途中で『ディープが、先頭になかなか追いつけず、さらにハーツクライが先頭に立った。』のには、「おいおい、ディープはこの脚でハーツクライに届くのか!?」って、オドオドと焦りだすウチ… 最後のゴール前『やっとディープが半馬身差まで追い上げるも、その時にはハーツクライが先頭でゴール板を駆け抜けた。』 のを見せ付けられて、思わず「ウソだろ…!? こんな事が… マジかよ… 何で、“ディープが負ける”んだよ…!?」と言って、その後はしばし絶句してしまう…
 まさかまさかの『ディープが敗れる!! ディープが差しきれずに負た!!』という“思いもよらなかった、信じられない悪夢”に、しばらくショックで開いた口が塞がらず、呆然と立ち尽くし放心状態… 目の前で繰り広げられた、『受け入れられない、受け入れ難い、“残酷で悪夢な現実”』に、悲しいし、悔しいし、信じられないし、いつのまにか「目からは涙がこぼれ落ちる」し… しばらく、ショックで立ち直れなかったよ、マジで!!(><) 相当凹んで、かなり落ち込んだもん、その場で…(TT) 場内も絶叫の後、一瞬にして静まり返って、空気が、雰囲気が、思いっきりドン引きしてたもんなぁ…
 何とか気を取り戻して、冷静になって身内でメールで連絡する。 まさか『ディープの唯一とも言える“中山競馬場のコースでの死角”の「先に抜け出した馬が前残りして、ディープが届かない。」』が、それが現実になってしまうなんて、この時「やっぱり“競馬”って怖いなぁ… やっぱり、競馬に“絶対”ってのは、無いんだなぁ…」って、ウチは改めて恐ろしい程に思いしらされましたよ…

 ディープが負けたのは、『中山競馬場のコース形態が、あんまり得意じゃない。』とか『ユタカ(武豊)の騎乗ミス。(ハーツクライの様に、『普段の位置より、もっと前目でレースをしてたら』、勝てたかもしれないし…)』とかもあるけど…
 でも、ここは『ルメールが、この大一番で「ディープに、有馬記念に勝つには“これ”しかない!!」って、素晴らしい好騎乗をした!!』のと、『そのルメール素晴らしい好騎乗に、ハーツクライがしっかりと応えて、今までで1番最高の走りをみせた!!』のを、「ハーツクライクリストフ・ルメール、恐れ入りました!!」って、素直に誉めるしかないよなぁ…
 確かに、「ウチは、ハーツクライも“好きな馬”」だけど、何もこんな時に“最高の走り”を見せないでくれよ、ホント!!(><)

 ウチは、この後にやる『タップダンスシチーの引退式』なんて、とてもじゃないけど“見る心境”になれず、有馬記念の表彰式が終ったら、寂しくチャリに乗って我が家への帰路に着きました。