“静岡ダービー”参戦記。  『“レフティの頂点へ走れ! ファンタジスタ” 兵働昭弘!!』

 土曜日は7時過ぎに、舞美に起こされて起床!!(爆) 外を見ると、雨が降っている… 清水の天気が心配なので、身内のYさんに「こっちは雨だけど、そっちの天気はどうですか?」とメールするも、反応は無し… 舞美と2人で朝食を食べたり(爆)、静岡遠征の最終準備をしたりする。 出発前、清水の天気がまだ分からないが、「まぁ、こっちは雨降ってるから、こっちで傘を使わんきゃならんから、傘を持っていかなきゃならんもんなぁ…」と、とりあえず“エスパルスのポンチョ”もキャリーケースの中に入れる。 玄関で、舞美から「あっ君、今日は一緒に応援に行けないけど、私の分もエスパルスに応援してきて、エスパルスを勝利へ導いてね!!」と言い、舞美から“行ってらっしゃいのキス”を貰って(大爆)、雨が降る中キャリーケースを引っ張りながら、9時半過ぎに我が家を出発。(試合に行く時まで、常に“舞美の事”で頭が脳内が一杯で、こんな事ばっかり想い描いてますよ!!)
 地元の駅で電車に乗り東京駅で。 東海道線の車内で食べる昼飯を買い、Yさんからメールで「静岡は晴れだけど、寒い」と、静岡の天気を教えてもらい、列車を2本待って(本来なら我が家出発を1時間ぐらい遅くしても、“快速アクティー”に乗れば熱海から乗る列車は同じだけど、“快速アクティー”だと乗り継ぎ時間が短いし、座れるか心配だったので、我が家の出発を早めた。)、2階建てグリーン車の2階の1番後ろの席に座って(狙ってた席)、席と壁の間にキャリーケースを置く。 東京駅を出発し昼飯を食べて、本を読んだり、寝たりしながら約2時間で熱海に到着。 こっちは、雨がスッカリ止んでる。 降りたホームの向かいには“静岡行き”の列車が停まってるが、最初からコレに乗る予定は無く、階段を降りて隣のホームに向かうと、ちょうど次発の“島田行き”の折り返し列車が到着し、悠々と座席に座る。 熱海を出発し本を読んだり、外の風景を見たりする。 清水に近づくにつれて天気はどんどん晴れていき、興津あたりからは日差しが眩しくて、かなり温かい。 14時22分に清水に到着し、当然エスパサポが多数いるが、若干ジュビロサポもいて、なぜかエスパサポとジュビロサポで一緒にいる集団も見かけるし… Yさんから電話があり「あと10分ぐらいで清水駅に着く。」との事で、待ち合わせ場所の駅前のコンビニに向かう。 
 しばらくするとYさんが車で到着し、出発。 Yさんの実家や近所のスタンドやコンビニに寄る。 ウチはコンビニで“ガンダムコレクション”のトレーディングフィギュア(vol.2&8)が売っていたので、運試しで買ってみる。 「vol.2でアッグが、voll.8で百式が出たら、今日はエスパルスの勝利!!」って言って開封してみたら、vol.2からはグフ&ザクⅡマインレイヤーが、vol.8はアッガイが出る。 これには「う〜ん、アッガイは大好きだし、vol.2のは持ってないから“ある意味当たり”なんだけど、目標の百式&アッグは出なかった訳だからハズレだしなぁ… なんとも中間な結果だなぁ…」って思ったら、実際に試合まで「中間の結果の“引き分け”だった…」というオチになっちゃうし…(苦笑)
 さて、4月の時と同じ所に車を停め、話しながらトボトボ歩き(ここまでは、駅以外はとても“試合日”とは思えぬ程、スタジアムに向かう客がいないし…)、最後に日本平の坂道を登って(この辺から、やっとスタジアムに向かう観客もたくさんいて、“試合日”らしい雰囲気になる。)、日本平スタジアムまで坂道を歩いて登る。 バックスタンドの下の坂道を登り、カーブに差し掛かったあたりから、両サイドの木と木の間に多数の『手書きのメッセージが書かれた横断幕』が掲げられている。 「あ〜ぁ、また“あのサポ集団”がメッセージ横断幕を張ったんだなぁ…」って思いながら、横断幕に書かれたメッセージを読みながら、Yさんと「やっぱり“静岡ダービー”だし、降格のピンチに直面してるから、4月の大分戦の時とは雰囲気が、サポの気合も想いも違うなぁ… ウチ等も、気合がこもってきたね!!」って話しながら、西サイドスタンドの“ホーム・ゴール裏席の入場列に向かう。 入場列に並ぶ前に、“マッチデープログラム売り場”に向かう。 今回のマッチデープログラムの表紙&インタビューはノボリ(澤登正朗)だったので、「いい番号があるかなぁ…?」って探してたら、偶然“1010番”って番号のがあったので、「ノボリの背番号“10”のがあるじゃん!! いい番号じゃん!!」と、即購入し、入場列に並ぶ。 並んでる時に、女子高生の集団の客が少し離れた目の前にいるので、デレデレしながら見惚れてたら、Yさんに「コラコラ、女子高生ばっか見ない!! そんな事してたらA君、舞美に怒られちゃうよ!!」っと言われて、「ハッ!!」として我に返る。 思わず「危ない危ない、こんな事してたら“みぃたんが嫉妬してヤキモチ焼いて激怒して、みぃたんからお仕置きをすれちゃう”よ!!」と冷や汗をかく!!(爆) ここで“森岡隆三のユニ”に着替えて、Yさんにも“1つ前のモデルの、森岡のユニ”を渡してここで着替える。
 会場時間となり中に入る。 入場時にパルちゃんと握手して、腕を突き合ってエスパの健闘を誓い合い、“オレンジボード”&“静岡ダービー・トレカ”を貰い、“聖地”の2階スタンドに向かう。 やはり2階スタンドの前方は既に満席の為、仕方なく後方の“カラービジョン”の真横の空席を見つけて荷物を置く。 「う〜ん、この位置じゃ“カラービジョン”の画像がかなり見えにくいけど、空席が無いだから仕方ないかぁ…」と納得し、荷物を置いて2人で買い物へ。 途中で“本日のサイン会(100人限定)”の場所を通ると、キタジ(北嶋秀朗)&浩太(杉山浩太)の写真が貼ってあり、今日はこの2人がサイン会をやる模様。 「2人共、負傷してて試合に出れないもんなぁ…」って話しながら、バックスタンドのおでん売り場に行き、Yさんがおでんを買っている間、ウチは隣のグッズ売り場へ。 まだ“静岡ダービー限定マフラー(500枚限定)”が売っていたので、“エスパの新しいトートバック(昨日の日記に書いたヤツね。)”と一緒に購入。 “サイン会参加権”の抽選クジを2回引いたら、やっぱりハズレ…(><)
 座席に戻り、ウチは再び出かける。 入場口に行って、もう1枚ずつ“オレンジボード”&“静岡ダービー・トレカ”を貰い、“森岡の、ユニフォーム型・携帯クリーナー”と軽食を買って座席に戻る。 Yさんから「大宮のごっちんコンに、℃-uteが出たみたいだよぉ〜!!」と教えられる。 ウチは「う〜ん、やっぱり大宮に℃-uteが出たかぁ…(TT) まぁ、今ここで“大宮に行かなかった”のを悲しんでも仕方ないし、と言う事は“明日の大宮の、なっちコン”にも℃-uteが出るだろうから、みぃたん&めーぐるには明日大宮に行けば逢えるから、今はこっちに集中しなきゃ!! それに、みぃたんは“ウチに、エスパの勝利を託した”んだから、みぃたんの為にもエスパの応援を頑張らなきゃ!!(爆)」と思う。(こんな緊張感に満ちた時でも、頭の中は脳内は“舞美の事で一杯”なウチ!!) エスパの選手がスタジアムに到着し、拍手と声援で迎える。(もち、ジュビロの選手が到着した時は、大ブーイングをしたよ!!) 携帯で今日のスタメンを見たら、「ルーキーの枝村匠馬が、初スタメンでボランチに入り、高木和道がDFになって… あれっ!? 森岡スタメン落ちじゃん!?(><) GKは黒河貴矢じゃなくて、西部洋平のままかよ!? 由紀彦(佐藤由紀彦)&クボ(久保山由清)はサブにもいないじゃん!!」と、“1番大好きな”森岡がスタメン落ちでガッカリ…(TT) 今度はYさんが出かけて(反対側のジュビロ側のサポ席に、忍び込んだらしいけど、よく生きて帰ってこれたなぁ…)、Yさんが席に戻った頃にエスパの選手がグラウンドに出てきて観客に挨拶をし、もちろん拍手と声援で迎える。 選手達の練習が始まったら、選手達を勇気付け鼓舞する為に、普段は試合開始直前にやる応援を、“オレンジボード”を持ちながら10分以上やったり、同じ応援を長い時間続けて、普段の“応援練習”とは明らかに違う雰囲気!! さらに西サイドスタンドだけじゃなく、メイン&バックスタンドでも“ビックフラッグ”を広げて応援練習したり、試合前にいきなり“オレンジボード”を掲げて、試合に勝った時に歌う“王者の旗”を歌ったりと、スタジアム全体で静岡ダービーを盛り上げ、チームを選手を監督を勇気付けて鼓舞して、試合前からスタジアムの雰囲気を盛り上げて、スタジアム全体を一体感の気持ちにさせて、4月の大分戦の時とはホント何もかも大違い!! 自然に、応援練習も、エスパの選手紹介の時の「オー・レー!!」の掛け声にも力がこもる!! 応援練習が終って、“オレンジウェーブ”のパフォーマンスを観終ると、まもなく選手入場。 そして、ついに選手入場。“オレンジボード”を掲げて選手を迎える。 ついに決戦の時、“絶対に負けられない戦い”の始まりの時が、もう間も無くに迫る!!
 試合が始まり、最初はエスパペースも、徐々にジュビロにペースが奪われ、自由にボールを回され始める。 相手の左サイドの村井が、素晴らしいキレまくってる動きで、どんどんとチャンスを作られて、段々とエスパは防戦一方になり、段々とミスが目立ち始める。 そしてついに失点してしまう。 左サイドを村井に崩されてセンタリング。 西部が飛び出すもDFに当たって流れてしまい、こぼれ玉を拾った西に決められてしまう。 失点した瞬間、一瞬、選手もサポ席も嫌な雰囲気になりそうになり、過去2試合の繰り返しになりそうだったけど、すぐにサポが“リバイブ”を歌い選手を、サポ自らの事も鼓舞し、何とか嫌な雰囲気から持ち直す。 その後も相手に支配されながらも、初先発の枝村が積極的にシュートを放ったりして前半は終了。
 後半になって徐々にペースを取り戻し、どんどんチャンスを作り出すが、マルキーニョスチョ・ジェジンがブレーキ気味になり、チャンスを生かせない。 しかし、右の太田圭輔、左の兵働が積極的に攻めてチャンスを何度も作り、ついに歓喜の瞬間が訪れる。 右サイドの太田のセンタリングをマルキーニョスがシュートするもGKに弾かれたが、こぼれ玉を兵働が拾い、冷静に見極めてシュートし、見事にゴール上方に豪快に突き刺さり、ついに同点に追いつく!!(歓喜) この瞬間は誰が決めたのか分からなかったけど、もうウチもYさんも大絶叫しながらガッツポーズし、2人で抱き合って喜び、さらにYさんの隣のサポも混ざって、3人で抱き合って絶叫しながら喜ぶ!! そしたら、上からビックフラッグが降りてきて、フラッグの中でも絶叫しながら盛り上がる!! 「只今の得点は、背番号13番、兵働昭弘選手の得点でした!!」のアナウンスに、さらに大盛り上がり!! スタジアム全体から(ジュビロ側は除く)、「兵働!! 兵働!!」の大コールが起きる!! ウチは、「みぃたん、ついにエスパが同点に追いついたよ!! それも、『ウチの幼馴染の妹が、八千代高の時に同級生でクラスメートだった』兵働が、同点ゴールを決めたよ!!」って“心の中で、大宮にいる舞美に伝えながら(爆)”懸命に“「兵働」コール”をしてました!!(笑)
 このゴールで、完全に流れが雰囲気がエスパに向いて、さらに追加点を奪うべくノボリを投入し、さらにチェ・テウクも投入し、さらに攻め続ける。 何度も惜しいチャンスを作るも、フィニィッシュが決められず得点を奪えない。 さらに交代で入ったテウクが負傷してしまい、急遽代わりに西野泰正を投入するアクシデントがあり、流れがジュビロに戻り初めて、終了間際に決定的なピンチになるも、GK西部がスーパーセーブで防いで守りきり、試合は1−1で終了。 勝てなかった、“勝ち点3”は取れなかったけど、ここ2試合に比べれば雲泥の差!! 後半のようなサッカーを最初から最後まで出来れば、今後の見通しも明るいと思う。 それが証拠に、試合後エスパサポは、エスパの選手たちを最初は完成と拍手で、目の前に来たら「オー オー オーオーオーオーオー清水 共に行こう いつまでも 俺達が付いている エスパルス!!」と“リバイブ”を歌って、選手達を出迎えたのに対し、相手はブーイングで選手達えを出迎えてたし。
 ウチもYさんも、「今日は勝てなかったけど、後半は本当にいい試合だった!! “選手達の闘う気持ち、最後まで諦めない信念、勝ちたい想い”が十分伝わったし、今日は満足で出来た!! 次に来た時は、勝つ瞬間が味わえて、試合後に“王者の旗”が歌えるよ!!」と、大分戦の帰りとは大違いの清々しい充実した気持ちで山を下って、山が下り終わると車が停めてある所までは“℃-uteとベリの話”をしながら帰りました!!(笑)
 Yさんの車に乗って、再びYさんの実家に寄り、途中でコンビニにより、Yさんの家の近くの“以前のYさんの社宅”に寄り、近くの飯屋で遅い夜飯取り、24時前にYさんの家に到着しました。 ふと夜空を見上げると、ウチが住んでいる所とは違い、空気が澄んでいて夜空に無数の星が輝き、凄く綺麗な夜空だった… 「あ〜ぁ、みぃたんと一緒に、この無数の星が輝く綺麗な夜空を見たかったなぁ…(爆)」と思うウチでした!!(笑)