ディープインパクト最終追い切り、ラスト1F10秒6!! 武豊が“完璧”宣言!!

 今朝の栗東トレセン、無敗の2冠馬ディープインパクトが、復帰戦の神戸新聞杯に向けての最終追い切りは……まさに完璧の最終追い切りに池江泰郎調教師も笑顔で100点満点!! 
 東スポのまずは坂路で、キャンターを半マイル88.5秒で身体をほぐしてから、日本ダービーの最終追い切り以来のユタカが乗って芝コースに登場。 先導役のエレスサールの2馬身後方から追走する形でスタート。 4角は大外を周り、徐々に勢いをつけて最後の直線に。 先にアタマ抜け出したディープにユタカがついにゴーサイン。 攻め駆けする併走馬を更に上回る豪脚で余裕の2馬身先着。 ラスト2ハロンは、ラスト1ハロンを10.6秒という猛時計で、最終追い切りを終えた。
 池江泰郎調教師は、「上がりだけサーッと伸ばした。 思い通りの時計と動き。」と、笑顔で100点満点!! ユタカは「いい調教を行ってきたというのが、背中を通じて伝わってきた。 力を出せる出来にあると思う。 いい感触だった。 僕自身、凄くワクワクしてる。 春にあれだけ強い姿を見せてるのだから、当然周囲の期待も大きいでしょう。 ここでも彼らしい走りを見せないといけないし、僕自身も使命感を感じてる。 ここまで完璧な内容でずっと勝ってきた。 負ける姿はイメージしてない。 ただ、このレースでは“強いダービー馬”が何度も負けてるという事実もある。 まずはこのトライアルを、いい形で走らせたい。」と、追い切り後に感想を語った。
 25日の日曜日は阪神競馬場神戸新聞杯に、ディープインパクトただ1頭だけに、日本全国から注目の視線が注がれる。 池江泰郎調教師は、「ひとつひとつ無事にいければいい結果が出ると思う。 今のままで行ければいい。 僕はこの馬の能力を信じるだけ。」と、絶大で揺るぎない信頼をディープに寄せる。 史上2頭目の無敗の3冠馬誕生の偉業達成へ… 心身共に成長し、さらに進化したディープインパクトに、注目の復帰初戦も死角は見当たらない!!