日本ダービー、“異次元の衝撃”が東京競馬場を包み込む

 ディープインパクトの「あまりの断然の桁違いのやばすぎる強さ」は、まさしく“異次元の衝撃”だった。 あまりの素晴らしさに感動をし、あまりにの凄さに、あまりの強さに、恐ろしいぐらいの“異次元の衝撃”を見せられ、最後の直線を飛ぶように走る姿を見ながら、ウチは身体中の震えがしばらく止まらなかった…… 長年競馬を見てきたが、こんな経験をしたのは初めてだった……
 スタートでまたも出遅れて、道中は内ラチの横を中段より後ろに位置する。 向こう上面で瞬間的に場郡の外にディープを出し、最後の直線。 ナリタブライアンのようにディープを直線の外に持ち出し、馬体に気合のムチガ入る。 追い出すとあっという間に加速し、残り100mで内にいるインティライミを交わすと、そこからさら伸び、一気に5馬身突き放す。 去年キングカメハメハがマークした“ダービーレコード”タイの時計で、2着に5馬身差の大圧勝!! それもディープだけ、不利を受けないようにワザと直線の大外の出す距離の大幅なロスがありながらの、この大圧勝である。 残り17頭とは、あまりの断然に桁違いの究極の異次元の強さ、走るごとに、レースを経験するごとに、いや1分1秒が経つごとに、常に進化し続ける恐ろしさ!! ディープインパクトの完成した姿を、果たして見る事が出来るのだろうか? 未だに完成される事の無い、天井知らずの伸びシロ、いったいどのぐらい強くなるのか検討が全く付かない末恐ろしさ… まさしく恐ろしいぐらいの素晴らしすぎる“異次元の衝撃”を見れた事を、素直に感謝しなければならない!! 
 史上2頭目の“無敗の3冠馬”誕生へ、この現状では一切の不安も無く、視界良好である。 このまま宝塚記念に出ても、ゼンノロブロイタップダンスシチーの“現役古馬最強馬”相手に大圧勝してしまうのではないか!? いや、それ所か、このまま秋まで無事に過ごして凱旋門賞に出走したら、エルコンドルパサーの2着を上回る“日本馬初の凱旋門賞制覇”も可能ではないだろうか!? 久しぶりに“未来を見たい馬”が現れた!! ディープインパクトと共に、“一緒の夢を見て行きたい”」ものである。
 馬券的にも2週連続的中である!! この調子で安田記念も行きたいものである。